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SnowflakeとKNIMEの始め方

  • 2026.9.8
  • 著者:Heather Fyson

    原文:https://www.knime.com/blog/how-start-snowflake-and-knime

    Snowflakeの初心者で、自分でクエリを書くためのSQLスキルがない場合、どこから始めればよいでしょうか?

    ※本記事は、Snowflake Buildersブログにて初公開された内容です。

    まずは、コードを書かずにSnowflakeのデータにアクセス、管理、分析ができる「KNIME」というプラットフォームから始めてみましょう。

    Snowsightが自動補完や構文の提案を提供してSQLクエリの記述を簡単にしてくれるのと同じように、KNIMEはそこからさらに一歩踏み込みます。何行ものコードを書く代わりに、まるでブロックを組み立てるように、データ処理のプロセスを視覚的に構築できるようにしてくれます。

    SnowflakeとKNIMEの連携をこれから始める方に向けて、KNIMEの概要、ダウンロード方法、Snowflakeとの接続手順に加え、すぐに試せる3つのユースケースへのリンクをまとめた簡単なガイドを作成しました。

    KNIMEとは?

    KNIMEは、コーディングを一切必要としないデータおよびAIプラットフォームです。サプライチェーン、財務、監査など、あらゆる分野の業務部門の専門家(ドメインエキスパート)が、自立してデータパイプラインやアプリケーションを構築できるよう支援します。ご自身で構築したものであっても、AIのアシストを利用して構築したものであっても、すべての分析プロセスは即座に監査可能であり、再現性とセキュリティが確保されています。

    すべての操作が視覚的に行えるため、以下のようなメリットがあります:

    • SQL不要のデータ処理:SQLを使わずにデータの探索や変換が可能です。
    • プロセスの再利用:プロセスを保存して再利用し、再現性の高い処理を構築できます。
    • 柔軟な連携:Snowflakeのデータを、クラウドストレージやAPIなどの他システムと柔軟に組み合わせることができます。
    • 即時のフィードバック:各ステップで結果をその場ですぐに確認できるため、作業を進めながら理解を深めることができます。

    さらに、KNIMEには「K-AI」と呼ばれるAIアシスタントが搭載されています。K-AIとチャットで対話し、質問に答えてもらったり、ワークフローの処理ステップを自動生成させたり、各ステップの役割について説明してもらうことが可能です。

    K-AIの機能については、こちらの動画をご覧ください。

    ステップ1:必要なツールの準備

    ワークフローの構築を始める前に、以下の2つをご準備ください:

    • Snowflakeアカウント
      Snowflakeのウェブサイトで無料トライアルに登録し、費用をかけずに機能をお試しいただけます。
    • KNIMEのインストール
      KNIMEのウェブサイトから、お使いのコンピュータにソフトウェアをダウンロードしてください。Windows、macOS、Linuxに対応しています。

    これで、SnowflakeとKNIMEを連携させる準備が整いました。

    まず、「Getting Started with Snowflake」ワークフローを開きます:

    ブラウザ上でワークフローが開いたら、ワークフローのアイコンをKNIMEエクスプローラー(KNIMEソフトウェア内の画面)にドラッグ&ドロップして実行します。

    「Knime Snowflake Integration(KNIME Snowflake連携拡張機能)」のインストールを求めるプロンプトが表示されます。「Yes」をクリックして許可し、インストールウィンドウの手順に従って完了させてください。

    ステップ2:KNIMEをSnowflakeアカウントに接続する

    Snowflake Connectorノードの接続設定を開き、ご自身のSnowflakeアカウント情報を入力して接続先を指定します。

    設定が完了したら、ワークフローを実行してみましょう。このワークフローは、Snowflakeアカウントに接続し、サンプルデータベースから「Customer(顧客)」と「Orders(注文)」のデータを選択します。その後、データの前処理を行い、KNIMEに読み込んで視覚化(グラフ化など)を行います。

    ステップ3:3つのサンプルワークフローを試す

    以下のサンプルワークフローを活用して、KNIMEを使ったSnowflakeのデータ操作をさらに深掘りしてみましょう。

    ワークフロー:Snowflakeを使い始める

    この例では、KNIMEでシンプルなSnowflakeクエリを実行する2つのアプローチを紹介しています。視覚的に処理を構築することも、独自のカスタムSQLを使ってクエリを実行することも可能です。 こちらのワークフローをお試しください。

    ワークフロー:KNIMEとSnowflakeを用いたETL/ELT

    KNIMEを活用すれば、データを分析に最適な形へと整えることができます。ここでは、顧客データの準備と探索を行うための、ETLおよびELTの2つの実践例をご紹介します。

    ワークフローコレクション:Snowflakeユーザー向けのKNIME

    Snowflakeの連携パターンやデータの変換処理など、より実践的なワークフローをまとめた大規模なコレクションです。『KNIME for Snowflake Users』コレクションをぜひ探索してみてください。これらはすべてKNIMEで直接開くことができ、接続設定をするだけですぐにデータ分析を開始できます。

    KNIMEでSnowflakeを使い始めるためのヒント

    学習を進める中で、つまずかずに自信をつけていくための簡単なコツをご紹介します:

    • 小さく始める:最初から複雑なデータ変換を行うのではなく、まずはテーブルを選択し、数行のデータを確認するところから始めましょう。
    • 一度に1つの処理を追加する:例えば「特定の列を除外する」など、変換処理は一度に1つずつ追加して結果を確認しましょう。
    • プレビュー機能を活用する:各ノードに組み込まれたプレビュー機能を使い、各ステップでデータがどう変化しているかをこまめにチェックしましょう。
    • 分かりやすい名前を付ける:ワークフローを保存する際、後で見返しても処理内容がわかるように、各ノードに明確な名前(アノテーション)を付けておきましょう。

    このプロセスは、多くの人がプログラミングを学ぶときの「少しずつ、実際に手を動かしながら学ぶ」というアプローチと全く同じです。そして、KNIMEではすべてが視覚的であるため、ロジックの確認がしやすく、裏側で何が起きているのかを直感的に理解することができます。

    まとめ

    SnowflakeとKNIMEを組み合わせて使うことは、「まずはSQLのエキスパートにならなければ」というハードルを取り払い、クラウドデータ分析の世界へスムーズに足を踏み入れるための最適なアプローチです。この組み合わせにより、以下のメリットを同時に享受できます:

    • Snowflakeの圧倒的な処理能力とスケーラビリティ
    • KNIMEの直感的でノーコードなワークフロー構築機能

    Snowflakeを使い始めたばかりでデータワークフローに興味がある方にとって、KNIMEは心強いパートナーとなるでしょう。準備が整えば、より高度なユースケースへと自然にステップアップしていくことができます。

    ぜひKNIME Hubのサンプルワークフローを試し、コードを書かずにどこまでのことができるのか、その可能性を体感してみてください。

    KNIME は無料でダウンロードが可能です。
    ぜひお試しください。

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