著者:Heather Fyson
※本記事は、Snowflake Buildersブログにて初公開された内容です。
まずは、コードを書かずにSnowflakeのデータにアクセス、管理、分析ができる「KNIME」というプラットフォームから始めてみましょう。
Snowsightが自動補完や構文の提案を提供してSQLクエリの記述を簡単にしてくれるのと同じように、KNIMEはそこからさらに一歩踏み込みます。何行ものコードを書く代わりに、まるでブロックを組み立てるように、データ処理のプロセスを視覚的に構築できるようにしてくれます。
SnowflakeとKNIMEの連携をこれから始める方に向けて、KNIMEの概要、ダウンロード方法、Snowflakeとの接続手順に加え、すぐに試せる3つのユースケースへのリンクをまとめた簡単なガイドを作成しました。
目次
KNIMEは、コーディングを一切必要としないデータおよびAIプラットフォームです。サプライチェーン、財務、監査など、あらゆる分野の業務部門の専門家(ドメインエキスパート)が、自立してデータパイプラインやアプリケーションを構築できるよう支援します。ご自身で構築したものであっても、AIのアシストを利用して構築したものであっても、すべての分析プロセスは即座に監査可能であり、再現性とセキュリティが確保されています。
すべての操作が視覚的に行えるため、以下のようなメリットがあります:
さらに、KNIMEには「K-AI」と呼ばれるAIアシスタントが搭載されています。K-AIとチャットで対話し、質問に答えてもらったり、ワークフローの処理ステップを自動生成させたり、各ステップの役割について説明してもらうことが可能です。
K-AIの機能については、こちらの動画をご覧ください。
ワークフローの構築を始める前に、以下の2つをご準備ください:
これで、SnowflakeとKNIMEを連携させる準備が整いました。
まず、「Getting Started with Snowflake」ワークフローを開きます:
ブラウザ上でワークフローが開いたら、ワークフローのアイコンをKNIMEエクスプローラー(KNIMEソフトウェア内の画面)にドラッグ&ドロップして実行します。
「Knime Snowflake Integration(KNIME Snowflake連携拡張機能)」のインストールを求めるプロンプトが表示されます。「Yes」をクリックして許可し、インストールウィンドウの手順に従って完了させてください。
Snowflake Connectorノードの接続設定を開き、ご自身のSnowflakeアカウント情報を入力して接続先を指定します。
設定が完了したら、ワークフローを実行してみましょう。このワークフローは、Snowflakeアカウントに接続し、サンプルデータベースから「Customer(顧客)」と「Orders(注文)」のデータを選択します。その後、データの前処理を行い、KNIMEに読み込んで視覚化(グラフ化など)を行います。
以下のサンプルワークフローを活用して、KNIMEを使ったSnowflakeのデータ操作をさらに深掘りしてみましょう。
この例では、KNIMEでシンプルなSnowflakeクエリを実行する2つのアプローチを紹介しています。視覚的に処理を構築することも、独自のカスタムSQLを使ってクエリを実行することも可能です。 こちらのワークフローをお試しください。
KNIMEを活用すれば、データを分析に最適な形へと整えることができます。ここでは、顧客データの準備と探索を行うための、ETLおよびELTの2つの実践例をご紹介します。
Snowflakeの連携パターンやデータの変換処理など、より実践的なワークフローをまとめた大規模なコレクションです。『KNIME for Snowflake Users』コレクションをぜひ探索してみてください。これらはすべてKNIMEで直接開くことができ、接続設定をするだけですぐにデータ分析を開始できます。
学習を進める中で、つまずかずに自信をつけていくための簡単なコツをご紹介します:
このプロセスは、多くの人がプログラミングを学ぶときの「少しずつ、実際に手を動かしながら学ぶ」というアプローチと全く同じです。そして、KNIMEではすべてが視覚的であるため、ロジックの確認がしやすく、裏側で何が起きているのかを直感的に理解することができます。
SnowflakeとKNIMEを組み合わせて使うことは、「まずはSQLのエキスパートにならなければ」というハードルを取り払い、クラウドデータ分析の世界へスムーズに足を踏み入れるための最適なアプローチです。この組み合わせにより、以下のメリットを同時に享受できます:
Snowflakeを使い始めたばかりでデータワークフローに興味がある方にとって、KNIMEは心強いパートナーとなるでしょう。準備が整えば、より高度なユースケースへと自然にステップアップしていくことができます。
ぜひKNIME Hubのサンプルワークフローを試し、コードを書かずにどこまでのことができるのか、その可能性を体感してみてください。
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