先日、「KNIME Analytics Platform」および、「KNIME Server」がバージョンアップされました!バージョンアップで追加された新機能や、改善点を紹介いたします。
「KNIME Analytics Platform 4.1」はこちらからダウンロードできます。
目次
新機能一覧
KNIME Hub
- プライベートスペースとパブリックスペース
- コンポーネントへのアクセス
KNIME Analytics Platform
- ワークフローキャンバスでのナビゲーション(検索)
- 機械学習
- コンポーネント
- ガイド付きラベリング
- ノード、ノード、ノード
- KNIMEデータベースエクステンション
- コミュニティとパートナーのエクステンション
- 技術的な改善
- ビッグデータ
- Databricks
- Google Cloud
- Apache Knox
KNIME Sever
- 構成ダイアログ
- ワークフローアクションを呼び出す
- エンタープライズ機能
KNIME Hubの新機能
プライベートスペースとパブリックスペース
今回のリリースでは、「KNIME Hub」にプライベートスペースとパブリックスペースを導入しました。
まだ公開したくないワークフローをプライベートスペースにアップロードすることで、どこからでもアクセスして編集を行うことが可能となります。
編集が終わり次第、パブリックスペースへアップロードすることで全体に共有できます。
コンポーネントへのアクセス
「KNIME Hub」からコンポーネントへのアクセスを可能にすることで、ワークフローの構築をより簡単に行うことができるようになりました。
コンポーネントをパブリックスペースにアップロードして「KNIME Hub」で共有し、同僚、友人、KNIMEコミュニティに既存のノードを組み合わせた構成を提供して、複雑なデータサイエンス作業を簡単に行えるようになります。
パブリックスペースにアップロードされたコンポーネントは検索可能なため、必要なコンポーネントをすぐに探し出すことができます。
KNIME Hubの詳細については、こちらをご覧ください。
KNIME Analytics Platformの新機能
ワークフローキャンバスでのナビゲーション(検索)
今回のリリースで、ワークフロー内のアクティブなノードを検索できるようになりました。ショートカットキー「Ctrl+F(Macの場合はCommand+F)」で検索可能です。
また、ワークフローキャンバスにマジックボーダー(余白、以下の図の黄色部分)が追加され、ワークフローが大きいために画面からはみ出してしまうような場合でも、ノード追加がしやすくなりました。
ファイルメニューには、ワークスペースで最近開いたワークフローが一覧表示されます。